どうも!
かごです!
今回は、ホタルや神代の楠で有名な蛭児神社(ひるこじんじゃ)の紹介です。
ダイレックス隼人店近くにある蛭児神社
蛭児神社は、国道504号線から木之房交差点を曲がり、県道472号線を登って左折すると約10台停められる駐車場があります。
そしてまず驚いたのが、この神社が見えると明らかに気配が違うって事!!
自然と融合したすべての空間が結界のようにこの神社を守っている感じがします。
そして駐車場から細い階段を降りると「神代の楠」という看板が見えてきます。
まっすぐ道を歩くとダイレックス隼人店や国道504号線に出ますよ。
おっと!
神代の楠が左手にありました。
案内を見てみると、このように書いてあります↓
古事記・日本書紀の神話にイザナギノミコト(男神)イザナミノミコト(女神)が結婚する話があります。
二人の最初の子供は、三歳になっても足腰が立たない蛭(ひる)のような子どもであったため、両親はその子をヒルコノミコトと名付け、天の岩楠船に乗せて、天上から流し捨てた。
天の岩楠船は、現在の場所に流れ着き、根付いてこのあたりのクスの森(ナゲキノ森)になったと言い伝えられています。
この岩楠船から生まれたという楠の枯れた木株の絵図が江戸時代の三国名勝図会(天保14年 1843)に載っています。
ここの枯れた木株は、絵図の木株にあたると思われます。
この木株は「神代の楠」と呼ばれ尊ばれてきました。
今の時代だったら、子供が3歳まで足腰が立たなかったら健診で病院受診を勧められますが、神話の世界では船に乗せて流して捨てたとあります。
しれっと書いてありますが、結構エグイ話ですね…汗
NARUTOにもヒルコ出てくる…
そしてその後ろには…
岩楠船から生まれたという楠の枯れた木株が!!
う~ん
何とも言えないシルエットですね…
あと、神話とはいえ、なぜヒルコノミコトがこの地にたどり着いたのか?気になります…
しかもココってちょっとした高台にあるんですよ…
天降川は近いけど海から遠いし、なぜ楠が枯れたのか謎だし…
木株が枯れているのに現在残っているのも不思議だし…
考えたら気になる事だらけの神社です…汗
蛭児神社ー歴史の東西道・日本最南端歌枕の地
神代の楠を見てから、鳥居の方へ行ってみました。
蛭児神社の創建が定かでなく神代の頃ともいわれ、平成23年7月に造営しています。
神代ーかみよ、じんだいとはWikipediaによると…
日本神話(『古事記』・『日本書紀』等)において、神々が支配していた時代という意味。
天地開闢から神武天皇が即位[注 1]するまでの時代のことを指す[1][2]。
と書いてあります。
そして、この辺りは「なげきの杜」として古くから歌に詠まれているそうです。
ってか、杜って訓読みで「もり」って読むんですねw
意味は、樹林が茂っている所で森と同義で使われるです。
(日本語難しいあるね…)
そして参道橋の隣には御神木が!!
この御神木は、享保13年(1728)に国分地頭「樺山主計久初」さんが植え継いだと案内に書かれています。
約300年の歴史のある御神木は近くで見ると鳥肌が立つ迫力ですし、周囲の空気を浄化するようなオーラを感じます。
ホタルがいる宮内原用水
またこの参道橋には歴史ある宮内原用水が通り、ホタルの生育に適した環境があります。
5月中旬から下旬にかけてゲンジボタルが見られるんですね。
来年は絶対見に行きたいな~
ホタルに関する問い合わせは
隼人町ほたる愛好会
0995-42-1161まで
ググってみると、この遊歩道が鹿児島神宮まで続くと書いてありましたが、本当なんでしょうか?
私が来た時は、犬の散歩に来た女性が歩いていましたけどね…
蛭児神社の中へ
ちょっと脱線しましたが、森で囲まれた蛭児神社の鳥居をくぐると左右に門守神社があり、その奥に拝殿が見えてきました。
拝殿には誰もいません。
とても静かです。
しかし、綺麗に清掃され落ち着く場所です。
地元の方に愛されている神社なんでしょう…
そして蛭児神社は、江戸時代まで鹿児島神宮に次ぐ大隅国の二宮で、蛭児尊(ヒルノミコト)を御神祭としています。
- 神社名:蛭兒神社
- 神社名カナ:ヒルコジンジャ
- 鎮座地:〒899-5100 霧島市隼人町内2563
- 例祭日:六月十六日
- 通称:ニノミヤサン
- 旧社格:村社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:猊禽獣文帯華文鏡
引用リンク 鹿児島県神社庁
最後に…
いかがでしたか?
神話やホタルで有名な蛭児神社。
歴史あるスポットであり、御祭神を恵美須と唱え、福徳の神、漁業・航海・商売の神として信仰されていますので、是非西郷どん村に寄ってこちらも参拝してみてくださいね。
ではでは!
蛭児神社
住所
霧島市隼人町内2563
蛭児神社から車で約2分
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