霧島市まちづくりシミュレーションゲーム「ぼくらが市長」に参加した感想

どうも!

かごです。

 

今回は、2019年2月1日に国分公民館で実施された「まちづくりシミュレーションゲーム・ぼくらが市長」に参加したレポートです。

結論から書くと、あっという間の3時間で、とても楽しかったです!

霧島市のワークショップに参加して

私がこのワークショップに参加した理由は以下の2つです。

1、霧島市に住んで13年目、子育てや学校関係以外の方と触れ合う機会が少なく、もっと他の地区の方と交流をしたかった。

2、10代の頃「シムシティ」という育成ゲームが大好きで、リアルでゲーム感覚を味わいたかった。

そして、実際参加してみると、6班にグループ分けした後、それぞれ第1区長・第2区長・第3区長…と役割を決めて、台本1、2に従って話し合いが始まりました。

ワークショップ、台本どんな内容?

まず台本1は、来年度から新入生が1人もいない状況で、区長として4つの地域づくりから1つを選びます。

1、地区のにぎわい重視ー産業の活力があふれ、交流と賑わいが生まれる地域づくり

2、地区のくらしやすさ重視ーみどりあふれる快適で暮らし続けたい地域づくり

3、地区の福祉重視ー誰もが支えあいながら生き生きと暮らせる地域づくり

4、地区の教育重視ー社会を生き抜く力と生涯を通して学び合う力を育む地域づくり

私達は、大阪から霧島市に移住してきた方の意見を参考にして、2の「みどりあふれる快適で暮らし続けたい地域づくり」に決めました。

 

次に、台本2は台本1で決めた地域づくりに近づけるように①予算2000万円で、②移住定住によって子供が10人増えるか、大人が10人増える取り組みかを選択します。

 

話し合いの結果、私たちのグループは、両親も増える事を予想して子供が10人増える取り組みを選択。

 

そして、配られたカードを利用したり、自分たちの意見を出し合って予算内で子供が10人増える取り組み内容を考え、他のグループを地域住民と仮定して説明会を実施しました。

台本1、2を体験してどうだった?どう思った?

自己紹介や、それぞれ住んでいる地域の状況を聞く事で、同じ霧島市でも「こんなにも住民の意識が違うのか!」と、ビックリした私…

 

なぜなら私が住んでいる地域は、自治会や子ども会、PTAなど、共働き夫婦や子ども達の習い事が多く、このような会への参加を「面倒だ」と思っている人が多いからです。

 

しかし、子供の人数が少ない所で住んでいる方々はそうではなく、住んでいる地域を活性化させようと頑張っている…

 

う~ん

この差は一体

何なんだろう?

 

それから、他のグループの区長さんは、200~300人の住民の仕事も把握していると話されていました。

 

「元教師、大工、電気屋この人達にお願いして予算を少し削りました。木材も近くの山で切ってくればタダだから…」

 

と、話されていましたが、正直、隣の家の人の職業も把握していない私にとってこの言葉は衝撃的でしたね…

 

小さい頃、田舎に住んで同じ地区の人の顔や名前を、運動会や地域の行事で把握していましたが、霧島市に来てそれをしなくなった私。

 

そう言えば、私が霧島市に来て少し物足りなさを感じていたのはこれだったのかもしれない。

 

だから、違う地区の人と話をして、物足りなさを埋めるためにこのワークショップに参加したのだと気づきました。

その他気づいた事

その他に気づいた事は、霧島市に13年も住んでいながら、他の地域や場所をほとんど知らなかったのには笑いましたねw

平山地区?小浜地区?

全く知りませんでした。

すみません…汗。

 

それから、これはもし自分が主催者側になった時に参考にしようと思ったんですが、台本の文字が多すぎ、小さすぎと70代の白内障の方が言われていました。

 

正直、1文字5㎜あり、私にとっては大きく読みやすいと思いましたが、年代や持病によってはそうではない事もある。

 

「このカードは小さすぎて読めない…」

 

台本よりも小さいカードはさらに見にくかったようです。

 

スクリーンに説明を映したり、口頭でも説明があり、大変分かりやすいと思いましたが、全部の方に把握してもらうのって大変だな~と思いつつ、ワークショップの中にはそういった全体を把握するスタッフ、進めていくスタッフが沢山必要だな~と改めて感じました。

(俗に言うファシリテータ―ってヤツ…)

まとめ

今回、霧島市のまちづくりシミュレーションゲーム「ぼくらが市長」というイベントに参加させていただき、様々な気づきをもらいました。

1、人口が多い地域と少ない地域に意識の差がある

2、地域の交流を求めている人が多い

3、都会から緑を求めて霧島市に移住している人がいる

4、住んでいる地域以外への関心を持つ

5、ワークショップやファシリテーターの定着

また台本以外に、前の人の肩をもんだり、体操をしたり、好きなタレントを話したり、やりたい事や困っている事を話したり…

と…楽しい時間が過ごせたので良かったです。

また、時間が合えばぜひ参加したいと思います。

皆さんありがとうございました。

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